2017年も12月に入り、寒さも本格化してきました。スマートフォンの発熱も心地よいという人が増えているのではないでしょうか?そんな中、iPhoneユーザーの大規模なバグが各地で起こっているようなので、その対策等をまとめてみます。
12月2日の0時から発生。
いつものようにスマートフォンでSNSやゲームを楽しんでいたところ、画面が急に真っ暗に。丸いローディング中のようなアイコンが表示され、iPhoneが再起動すると言う現象が相次いでいる。この現象は日本全国で同時に起こっているようで、影響もないユーザーもいることから、原因の特定が求められている。
日本時間で12時を迎えた頃から、30秒〜数分程度の間隔で何度もiPhoneが再起動し、電話やLINEもろくに使えないという状況だった。夜中の時点で海外での被害は報告されていなかったため、日本だけで起こっている現象かとも思われたが、どうやら海外でも12月2日になった途端再起動が頻発するという不具合が多く観測されているそうだ。国内と海外では時刻がずれているので、時刻設定を海外にすれば解消されると言う情報もあったが、12月2日になっていない国であったと言うだけだろう。
原因は一体??
詳しい原因は未だにはっきりわかっていないが、12月2日と言う日付をトリガーにして発生したことから、時間が関係していることが想像できる。
また、端末はiPhoneで、6s、7、8、Xでもこの現象が見られた。さらに共通しているのは、iOSのバージョンがiOS11.1.2にアップデート済みのユーザーということで、OS絡みのバグであることが考えられる。
対策はどうすればいいの?
バグが発生してすぐに、故障かと思い初期化等をしてしまったユーザーも少なからずいるようで、バックアップをとっておくことがマストだろう。
時刻をトリガーとして発生したため、iPhoneの設定から、一般設定へ飛び、時刻の設定を手動に変更、1ヶ月ほど無理やり巻き戻すことで再起動は収まるようだ。しかしこの方法では、正しくアラームなどの機能が使えなくなってしまうし、時刻が正確でないために様々なアプリケーションが利用できなくなってしまうことが考えられる。応急処置に過ぎないだろう。
また、別の方法としては、アプリの通知を全てオフにすると再起動は収まるようだ。特定のアプリの通知が関わっていると言う情報があるが、一体どのアプリケーションが悪さをしているのかは細かく特定されていないため、一旦全て通知をオフにしてから、アプリの通知を一つずつオンにして再起動しないか確かめると言う方法しかないだろう。
少なくとも、私の端末では、LINEやツイッター、インスタグラム、電話などのアプリの通知はONにしても不具合が起こらなかったので、これらの通知はオンにしても構わないだろう。
まとめ
今回の障害はかなり多くのユーザーが一斉に被害を受けたということで、Apple側も原因究明に勤めているが、詳しい原因が特定されるのは時間の問題と言えるかもしれない。海外でも起こっているため、日本の製品に問題があるとは考えにくいし、今回の1件でスマートフォンに頼りきりの私たちの生活も少し見直さなければならないのかもしれない。
日付がもっと進めば収まるのか、再びOSのアップデートでバグが修正されるのか、12月2日の夕方現在では未だ不明だが、対応を待つしかなさそうだ。
追記
2017/12/5 現在はAppleのiOSアップデートによって不具合が解消されているとのことです。